ロープラ民法Ⅰ 時効利益の放棄・喪失の答案を書いてみました。
予備試験を目指す運営人が『LawPractice民法Ⅰ 総則・物権編』第26問の答案を書いてみました。
当ブログの13通目の答案です。
今回は時効利益の放棄・喪失の問題です。
(問題文は書籍購入の上、ご確認ください)
【私の答案構成】
⑴答案構成
リンクで飛ぶと拡大できます。ただ、スマホの小さい画面で見ると見づらいかもなので、タブレットやPCブラウザ推奨です。
自分の復習の便宜上、問題提起はピンク(赤?)、理由づけは青、規範は緑、あてはめはオレンジという形で色分けしています。
⑵答案構成した感想(2021.6.21午前記)
・疲れました。笑 そして、自分の理解の甘さを思い知りました。この辺りの概念も判例もなんとなく流していたんだな、と反省。
・時効完成後の債務承認と「権利の承認」(152)って(一部重なりつつも?)基本的には全然別の概念くさいですね。承認という言葉に引っ張られて、ごっちゃにしてました。ロープラの解説(p176)や『民法の基礎1』(p440)でも前者を敢えて「自認行為」と表記されてるのは、その区別を示されていると思いましたがどうなんでしょう。ゆるーく勉強してたと自覚しました。
・そして、時効完成後の債務承認は割と問答無用で時効援用できないイメージを勝手に持ってましたが、例外的に時効援用が可能という裁判例もあるそう(ロープラp178)。総合講義テキストに戻ってみるとちゃんと言及されていたので、完全に勉強不足でした。そして、この問題はまさにそこが焦点になる問題だと思いました。
・全体的に自分の勉強不足を再認識できたので良かったです。
⑶こちらの答案構成はmindmeisterというマインドマッピングサービスで作成しています。
アメリカのサービスなので日本語がちょっと変ですが笑
使いやすいツールなので興味があれば見てみてください。
【私の答案】
⑴私の答案はこちらです。(昨日、ページを間違えて答案を投稿していたので修正し再投稿します。失礼しました。 2021.6.22)
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
⑵答案作成した感想(2021.6.21夜記)
・答案構成のストックが切れまして、とうとう答案構成した同日に答案を作成しました。本当は最低1日置きたいんですが、1日2通よりは下回らせたくなく…本当は3〜4通書きたいので、もっとペース上げたいんですけど頭と体力が追い付かないですね。どうしたものか。
・さて、愚痴はおいといて、今回も45分で仕上げたかったのですが、48分58秒かかりました。15分答案構成、書き38分です。
・敗因は二つあって、一つはやはり答案構成をもっと早く仕上げたいです。答案構成はA4の7割ぐらい埋まってるんで多分書きすぎなんですよね。他の人の答案構成をあんま見たことないんですけど。自信ないからの感じは自分でします。
これからはもう少しスマートにするよう心がけてみます。できるかな…
・もう一つは当てはめが長いですね。時効援用権が認められるかの当てはめで結局21行なので、絶対書きすぎなんですよね。もっと文章上手くなりたいですねぇ…
・あれ、なんか暗いですね、この感想。笑 元気出して頑張ります。
今回も長文駄文にお付き合いくださりありがとうございます。
以上です。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは『LawPractice民法』シリーズの解説講座 も開講されてます。
私自身は同講座を受講していないものの、担当講師の方は個別指導や別の映像講座でお世話になったことがあります。説明は大変わかりやすい上に用意していただいた答案例は非常に充実したもので、大変参考になりました。
プロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。
ちなみに当ブログではこの講座で選題されたものを中心に答案を作成していきます。
【参考文献】
この記事を含めて民法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。
【関連問題】
・時効制度
【このブログの読み方(初めての方用)】
初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。