ロープラ民法Ⅰ 取消と登記の答案を書いてみました。
予備試験を目指す運営人が『LawPractice民法Ⅰ 総則・物権編』第31問の答案を書いてみました。
当ブログの16通目の答案です。
ここから4題は登記の問題が続きます。
対抗関係とか書いてると民法やってるなー、って感じるのは私だけでしょうか。私だけかもしれません。
取消と登記の問題でした。
(問題文は書籍購入の上、ご確認ください)
【私の答案構成】
⑴答案構成
リンクで飛ぶと拡大できます。ただ、スマホの小さい画面で見ると見づらいかもなので、タブレットやPCブラウザ推奨です。
自分の復習の便宜上、問題提起はピンク(赤?)、理由づけは青、規範は緑、あてはめはオレンジという形で色分けしています。
⑵答案構成した感想(2021・6・23)
・多分、取消と登記の問題だけで、どれくらいだろう。10通ぐらい?はなんかしらで書いてる気がするんですね。答案構成はもっとしてると思うんですけど。そして、別に添削でもあまり指摘されてこなかったと思うんです。けど、今回改めて基本書読むとどうも私の理解はちょっとズレてる?と思いました。
・私は今まで、取消後の第三者が「第三者」(177条)にあたるか、って感じで書いてて。けど、取消後の第三者はそもそも対抗関係に立つか?ってところが論点な様な?裏表な気もしますが。どうにも混乱気味です。
・どう書こうか迷ってますねー。
⑶こちらの答案構成はmindmeisterというマインドマッピングサービスで作成しています。
アメリカのサービスなので日本語がちょっと変ですが笑
使いやすいツールなので興味があれば見てみてください。
【私の答案】
⑴私の答案はこちらです。
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
⑵答案作成した感想(2021・6・24 )
・あれ、なんか答案の見え方がいつもと違いますかね、大丈夫でしょうか…とりあえず感想書きます。
・今回は44分40秒で時間に入りました。構成15分、書き30分くらいです。いつもよりゆるくペンを持って雑めに書いて(いつも雑だが?)、これいらんて部分を端折りながら書いたのですが、読めるでしょうか?論理は通ってるでしょうか?今までの答案と変わらないなら、それはそれで悲しいのですが。笑 ちょっと心配ではあります。まあ、そういうわけで筆力的には30分56行なので、これまでよりだいぶマシな感じで書けました。
・さて、内容的には答案構成で言ってた問題意識は捨てて、今まで書いてきた感じで書きました。基本書読んでたら混乱してしまって。で、どう書くの?となると、慣れた書き方に頼った感じです。理屈としてはちょっと違うんでしょうか…
・ただ個人的には自分の答案の筋は素直かな?とも思うのです。Yとしては177条を使って戦うわけで、そこに自分があてはまるか、「第三者」にあたるのか、ってところで主張を展開するのでは?と思うのですよね…難しいですね。
・なんというか少し力を抜くというか、考え過ぎないというか。それよりは時間内で最低限の論文を書くみたいな意識で書いた感じです。今までの中では一番楽に書いてみたって感じです。これが適切かはわからないのですが。その辺りのバランスはもう少し考えてみます。
・96条3項の指摘を忘れてしまいました…最悪です。
そんな感じでしょうか。今回の論点は予習段階で混乱したままで整理がついてないので、ちょっと書けることないですね。笑
以上です。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは『LawPractice民法』シリーズの解説講座 も開講されてます。
私自身は同講座を受講していないものの、担当講師の方は個別指導や別の映像講座でお世話になったことがあります。説明は大変わかりやすい上に用意していただいた答案例は非常に充実したもので、大変参考になりました。
プロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。
ちなみに当ブログではこの講座で選題されたものを中心に答案を作成していきます。
【参考文献】
この記事を含めて民法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。
【関連問題】
・取消の問題
・登記
【このブログの読み方(初めての方用)】
初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。