予備試験を目指す運営人が予備試験憲法(平成29年)の答案を書いてみました。
当ブログの37通目の答案です。
相変わらず三者間形式に慣れてない私です。笑
今回も苦労しましたが、なんとか書きました。
問題文は法務省HPからダウンロードしました。
【私の答案】
⑴雑な感想
なんか三者間形式慣れないのが悩みなんですけど、そもそも今はそこ悩む余裕は私にはないような気がしてて。苦労して慣れたとこで今の形式は違うわけですので、これからは憲法適合性で書いていこうかな?などと考えております。
⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時間28分)
・時間かかっちゃいましたね。理由は法令違憲、適用違憲という筋で検討してたけど、結局「適用違憲の話じゃなくて損失補償の話した方がいいんでは?」と方針転換したからですね。法令→適用という流れを念頭に置きすぎてました。構成全体の枠組み取るためにも事情に照らしてやっていかないといけませんね。
⑶私の答案はこちらです。(作成所要時間61分)
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
・ここも時間かかりました。理由は完全に三者間形式ですね。構成見て貰えばわかると思う(わからないかもしれない)んですけど、構成はX側だけ作って、対立部分を明示しただけで反論・私見は特に構成しませんでした。そうすると結局書くときに、「この事情はどこに振るんだ?」とか「構成ではXに裁量の話させてAとは広狭で対立する事にしたけど、そもそもXは裁量に触れなくないか?」とか。ありとあらゆる構成上の事故が頻発しました。笑
・そんなことをしてたら比較考量を書き忘れるというミス。まあ規範は出てるので致命的ではないのかもですが。
・やっぱ当てはめの書き方も三者間は謎かもですね。基準がずれたらどうすんだ…?再現答案見てみますが。
・2p書き終わった時点でラスト3分になってたので、そのあとは「できるだけ急ぐ!」っていうことだけ考えて書きました。それでも32分かかってるんで遅いんですが。
⑷全体の感想
・ちょっと三者形式は鬼門ですね。当時の予備受験者、本当尊敬します。けど、私が今やるべきかはちょっと悩んでます。やっぱ変な癖つきそうなんですよね。割と細かく構成しなきゃだし。多分、三者形式って検討の密度が分散しちゃう気がするんですよね、平成30年の再現答案見る限り。だけど現行形式の再現答案は一本道でかなり検討を掘り下げてる印象で。そうすると、三者形式でやりすぎると恋密度の検討の経験が足りなくなって他の受験生に負けない?とか。逆に多分ないと思うけど三者形式が復活しようものなら、その経験が他の人に完全に負けるしなーとか。悩みどころです。とりあえず、次回は憲法適合性で書こうかな?と思っているところ。
とりあえず以上です。
【復習のまとめ】
ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。
この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。
【参考文献】
この記事を含めて憲法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。
【関連問題】
【予備試験答案リスト】
当ブログで作成した、予備試験憲法の答案リストです。
【その他憲法の答案リスト】
憲法の演習書の答案リストです。
【このブログの読み方(初めての方用)】
初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。