現行形式で予備試験憲法(平成30年)の答案を書き直してみました。
今回は書き直し記事です。
予備試験を目指す運営人が現行形式(憲法適合性を問う形式。リーガルオピニオン形式?)で予備試験憲法(平成30年)の答案を書き直してみました。
こちらの答案の書き直しですね。
しばらく三者形式で書いてたのですが、現行形式で書こうとするとやっぱり変な癖ついてますね。無意識に判例学説を2つ想起してたり、構成でも三者間の頭使ったり。
一周目として統治で飛ばした平成27年、平成24年、あとまだ書いてない平成23年以外は三者形式で書いたものの、やっぱりあんまり良くなさそうと思いました。(私の引き出しの少なさゆえですが)
ということで、優先順位をつけながら現行形式で書き直しました。
【私の答案】
⑴雑な感想
・やっぱり検討の密度は憲法適合性の方が私の場合は上がる気がしますね。事情を分散させないでいいのが楽でした。
⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時間26分)
・基本的には初見時と同じ筋だと思います。しかし、地方自治法の133条ー135条の分析をより際立たせたいと思いました。やはり、わざわざ示してくれてることですし。
・それに、もしかしたら予備試験はこういう制度構造の把握も見てる気もします。私が解いた問題ですと、R02、H25年あたりを想起しますが。その辺の法的読解力も見てるような気もしたり、しなかったり。わかりません。笑
・26分はかかりすぎました。思想及び良心の自由について基本憲法で読み直したのを反映させたつもりなんですが、私はまだその理解が感覚的に会得できてない気がして細かく書きすぎました。この辺りは練習して克服したいところです。
・今回はアガルートの解説は結構聴いて参考にしました。取捨選択しつつですが。特に形式面で私は目的手段審査に持ち込んでるので、かなり違うかな?と。
⑶私の答案はこちらです。(作成所要時間56分)
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
・第2を書きすぎました。一番大きい反省点はそこです。本当は第2を半分くらいに収めて、第3のあてはめを頑張るべきでした。相当性の法理を判例の枠組みをそのままでは使ってないので、ここは頑張りたかったです。そこが悔しい。
・多分私が余裕持って書けるためには3pぐらいに収めとく構成でいた方がいいと思ってます。ケースバイケースですが。どこが削れるかをもう少し検討してみます。
⑷全体の感想
・ちょっと時間がないのでこの辺りで、答案作成の感想は以上です。
【復習のまとめ】
ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。
この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。
【参考文献】
この記事を含めて憲法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。