kyouの答案

予備試験受験生が悩みながら書いた答案をpdfで(ほぼ)毎日晒していく勉強記録ブログ。答案構成のマインドマップも晒してます。内容も見てもらえたら嬉しいですが、「毎日書いてるね」と思ってもらえるだけで嬉しいです。

予備試験民法(平成23年)の答案を書いてみました。

予備試験を目指す運営人が予備試験民法(平成23年)の答案を書いてみました。

当ブログの46通目の答案です。

 

 

行政法の負債は溜まってますが、今回から予備試験の民法も解いていこうと思います。

とりあえず、行政法に引き続き、アポロさんの優先順位リスト(下のほうにリンクあります)に沿って今週で6題ぐらいは予備民法過去問を解きたいと思ってます。

民法は久しぶりです。解けなくなってなるんだろうなぁ…やだなぁ…と思ってます。笑

まあ、でもね。逃げてられないですもんね。やります。

 

例の如く、問題文は法務省HPからダウンロードしました。

www.moj.go.jp

 

【私の答案】

⑴雑な感想

・なんか、こう…ポイントポイントは前と変わらず書けるんですけど、「あれ?形式守れてなくね?法的三段論法崩れてね?」と思いながら書き進めてしまって、感覚はなくなってるなぁ…と実感しました。また鍛え直しですな。

 

⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時間34分)

drive.google.com

・この問題むずかしくない?(直球)

・いや、まあ予備ですから当たり前なんですけど、短文事例と言ってもいい長さに何個ポイントあんだよ、っていう複雑さでした。

・最近OLS(オンラインロースクール)で図の書き方についての講義を受講したので、図をちょっと丁寧に書いてみました。あんまこだわるのは考えものですが、事案で混乱しないように、特に民事系では意識したいと思ってます。

・時間かかりましたねー。けど、ぶんせき本の再現答案見たら、40行とかの答案ばっかなんですよね(それでA評価だから化け物ですけど)。だから、当時の合格者も答案構成でかなり苦戦したんじゃないかと推察しましたがどうなんでしょう?

 

⑶私の答案はこちらです。(作成所要時間39分)

リンクで飛ぶと拡大できます。

書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。

drive.google.com

・まず、時間内に書ききれよな、って話です。3分オーバー。後述するように形式面を守れないなら、せめてグダグダでも時間内に収めろよ、私、と。どうもこの辺の時間感覚の薄さが自分でも危機感ないなぁ…と思っているところです。

・内容面。まあ、結構やばい答案な気がします。まず、対抗関係が一つのポイントになると思うんですが、そこは登記の先後で決するという原則論を明示しないで空中戦を展開してしまった感じですね。かなり厳しい評価になると思います。

・また、形式面も崩れました。法的三段論法を守れなかったのもきついです。ノリで書いてしまいました。時間がなくても守らないといけないことはわかってるんですが、まだまだ身についてないんでしょうね、法的三段論法。指が覚えるくらいに書いていきたいところです。

・そして、借地借家法10条1項の指摘(25行目)を忘れてますね、あてはめてるのに。本当ね、グダグダですね。悔しい。

・実は二日前くらいに前掲『実戦演習民法』の古積先生の解説は読んでたんですね。頭悪くて、半分くらい理解できなかったんですけど。ただ一つ理解できて納得したのは、この事例でDを勝たせるのはちょっと変だよね、ってことでした。結論の妥当性というんでしょうか。私の見た限り、当時の合格再現答案はDを勝たせる筋が多かったようですし、私も無批判にそれを受け入れておりました。

ただ、古積先生はこの筋をまあまあボコボコに批判してます。笑 そして、それを読むと「ああ、たしかに...」と納得しました。先生ご指摘の通り、やっぱり土地買うのにその上に家(だっけ?)が建っててその登記を何も確認せずに(または無視して)買ったDを勝たせるのは変だと私も思い直しました。もちろんCはAB間虚偽通謀に悪意だったわけですが、それは基本的にAとの関係で評価されるものだし、これだけをもってDを保護するのはちょっと変な結論だなぁ…と。Cは悪意とはいえ、乙に住んでて生活基盤が奪われる訳ですから、あまりにDを守るのもちょっと違うかな?と思いました(この評価は答案に反映してなかったんですけど、これもどこかで挟んでおけば、より説得的だったかもしれません)。それで、その辺りの評価を法律構成のどの辺にねじ込むかが問題でしたが、古積先生の法律構成は私にはいまいち分からなくてですね。それで自分なら116条但書…かなぁ?などと思ってみました。うーん…この辺はかなり自信ないですが。まあ、この辺りも添削結果を待って考えたいと思います。

⑷全体の感想

・久しぶりの民法答案、大変でした。ていうか、グダグダでした。

けど、やっぱ楽しいかな?個人的には結構好きな科目なので、また感覚・実力を鍛えてもっと楽しめる科目にしていきたいです。頑張ります。

こんなところでしょうか。

今回も駄文長文失礼いたしました。

以上です。

 

【復習のまとめ】

ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。

【今回の問題に関連する予備校講座】

私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。

この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。

【予備試験の参考になるサイト】

最近、こちらのブログを良く参照しています。

(リンクの許可いただきありがとうございます!)

予備試験過去問の優先順位ランクの記事があり、こちらを参考にしつつ過去問にあたるつもりです。

aporo104.hatenablog.jp

 

【参考文献】

この記事を含めて憲法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

 

 

【関連問題】

 

【予備試験答案リスト】

当ブログで作成した、予備試験過去問の答案リストです。

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

【このブログの読み方(初めての方用)】

初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。