予備試験行政法(令和3年)の答案を書き直してみました。(2回目・3回目)
予備試験を目指す運営人が予備試験行政法(令和3年)の答案を書き直してみました。(2回目・3回目)
当ブログの89・90通目の答案です。
前記事でも書いたのですが、現実的に書ける答案を目指して140分で令和3年公法2問を書きました。
一回目は時間に収まらず、2回書いた感じです。
今回は令和3年です。問題文は法務省HPからダウンロードしました。
【私の答案】
⑴雑な感想
概ね、前記事と同じかな?
とにかく忙しいし大変でした。笑
でも、憲法令和3年を最初に解いた10月は「こんなん140分で二科目なんて無理だって」と思ってたのですが、練習すればなんとかなるかもと思えたのは大きな収穫かも知れません。
⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時間29分)
行政法は構成段階から時間かかりますね。
条文もそれなりに引くし個別法もあるし。試験委員の想定では行政法に多めに時間かけさせたい設定なんでしょうか?
⑶私の答案はこちらです。(作成所要時間59分)
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
途中答案です。いつもなら時間過ぎても最後まで書き切りますが、今回の目的は140分で書く時間感覚を養うことだったのでやめました。
答案進捗的には多分4pいっぱい書く感じになりそうで、やはり現実的とは言えないですね。
こちら書き直しです。
いや、行政法3p無理では?笑 令和3年の再現答案出てないので分かりませんが、3pで収めた合格者いるんですかね?ちょっと想像しづらいっすね...
短く収めるためにやったのは、まず本件条件の附款・負担を形式的には三段論法組まずに書きました。まあ、前提だし仕方ないかな?と。
ただ、3行目で特別な義務の内容である「他者搬入・搬出禁止という特別な不作為義務」という個別事情は指摘すべきでしたね。こういうのもったいないです。
あとは裁量処分の違法事由は裁量の逸脱濫用とかでもはや行訴法30条引かないとか。この辺の基本的な条文は頭に入ってないと時間に収まらない気がします。これは他の科目でも同じですが。条文素読はやっぱりやるべきですね。
裁量の有無のあてはめはこれが限界かなぁ?あと1.2行は削れるかな?どうなんでしょう。
そこよりは判断過程審査を削りたいです。判断過程審査と一般原則違反の書き方が私固まってないっぽいですね。ここは急いで固めたいです。そこの書き方が固まれば適宜コントロールできる気がするんですよね。多分。
最後の方は焦ってもう読めやしない字で...読み手に忍びないです。笑
こんな感じでしょうか。
今回も駄文長文、失礼しました。
感想は以上です。
【復習のまとめ】
ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。
この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。
【予備試験の参考になるサイト】
最近、こちらのブログを良く参照しています。
(リンクの許可いただきありがとうございます!)
予備試験過去問の優先順位ランクの記事があり、こちらを参考にしつつ過去問にあたるつもりです。
【参考文献】
この記事を含めて憲法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。
【関連問題】
【予備試験答案リスト】
当ブログで作成した、予備試験過去問の答案リストです。
【このブログの読み方(初めての方用)】
初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。