kyouの答案

予備試験受験生が悩みながら書いた答案をpdfで(ほぼ)毎日晒していく勉強記録ブログ。答案構成のマインドマップも晒してます。内容も見てもらえたら嬉しいですが、「毎日書いてるね」と思ってもらえるだけで嬉しいです。

予備試験過去問の答案を答練形式で書いてみました。(平成30年。憲法、行政法)

予備試験を目指す運営人が予備過去自主答練(平成30年公法系)をやってみました。

当ブログの99・100通目の答案です。

 

長らくブログ更新をサボってました…

今、何通だろ…15?通ぐらいブログ負債がたまっております…

ブログ掲載予定の答案を挟むクリアファイルが「もう限界だが?」ってこっちを見ているので、目が合わないように必死です…笑

 

いや、もう短答が…インプットが…論文過去問が…司法試験の勉強以外のやらなきゃなこととかが…って感じでして、ブログ更新まで手が回りませんでした。

できれば毎日更新したいんですけどもねー。

 

とはいえ、そんなこんなでやっと100通。

ここで満足せず、これからも継続して論文を書いて行きたいと思いますが、まずは100通まで来たの喜びたいです。今後もがんばります。

 

今は毎週末に単年度で過去問を解いてます。

今回は先週末かな?に書いた平成30年の過去問です。

この記事では公法系の論文を紹介します。

 

 

問題文も例の如く法務省HPからダウンロードしました。

 

 

【私の答案】

⑴雑な感想

1週間前なのであまり覚えていませんが…笑

記録見ると時間は超過してますね。1月は時間制限を守ること、スピードをあげることを訓練してました。それはまあまあできる感じになってきたのですが、その代わりに論述が極めて粗くなって来ました。

添削の先生にもかなり厳しく指摘されて、この答案からは時間を意識しつつもしっかりと法的三段論法を意識し、事実を評価してあてはめるということを意識しています。相反する要請をできるだけ求めながら書く中で、丁寧に論じるべきところと端的に論じるところを見極めるバランス感覚を養えればと思います。

その意味では、この答案はそれが出来なかった感じですね。

まあ、しばらくは仕方ないか。

 

⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時間32分)

drive.google.com

・2科目合わせた構成時間ですが、時間的にはうまく行きましたかね。行政法は初見だったと思うんですが、手順が頭の中に入って来たということかもしれません。

憲法

法律上の争訟について。この問題を前に書いたときは最近の判例(令和2・11・25 )を知らなかったので、これを再現するつもりで構成しました。同判例では出席停止のレベルで司法権を及ぼす結論を出してます。つまり議会の自律権を相当狭く考えており、この判例を前提にすればこの問題の除名処分には明らかに司法権が及ぶのでしょう。この辺りは同判例を前提にした出題ではないという事情が出てる感じですよね。

処分1について。19条ですね。判例上、思想良心の自由については保障の段階で問題になると認識していて、ここを厚く書くべきなのだろうと考えてます。ただ、ここの書き方にはまだ迷いがあって、いまいち定まっていません。違憲審査基準の導出の場面の裁量の部分では、法律上の争訟のパートで論じる議会の自律権に引きつけつつ、処分1の陳謝処分と処分2の除名処分で裁量の広狭で違いを出すのが個人的にはポイントなのかな?と思っています。前記判例は、出席停止を含む議員活動の制限についての議会裁量は極狭(なんなら無い?)と判断していると私は読んでいるんですが、その理由は選挙民である「住民の負託を受けた議員としての責務を十分に果たすことができなくなる」としていて、この理由は陳謝処分には妥当しないので自ずから裁量は広くなるのかな?と感じているところです。

設問2について。表現の自由で構成しました。ここは違憲審査基準導出の場面で、権利が重要で制約も直接的、そして裁量も極狭となると、むしろ中間審査に持っていくことが難しい気がするんですよね…今回は論述で失敗した気がします。

 

行政法

今回は処分性、手続違法、裁量への判断過程審査というベタベタな話でしたから、構成はスムーズに行きました。ただ論述が反省しきりですね。ベタベタな論点にもかかわらず、書き方を迷ってしまいました。

 

⑶私の答案はこちらです。(作成所要時間不明。行政法を書いて、憲法は72/88行目までしか行きませんでした)

リンクで飛ぶと拡大できます。

書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。

drive.google.com

drive.google.com

・こちらはあっさりと。

行政法が予定としては3pには収めたかったのですが、そこの目測を誤りました。憲法も同じく目測ミス。丁寧に論じるところと端的に論じるところとを区別する感覚をもっとしっかり養わないと、筆力弱者としてはなかなか厳しいですね。

今の訓練がそれにつながることを信じて、引き続き頑張ります。

 

感想は以上です。

 

【復習のまとめ】

ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。

【今回の問題に関連する予備校講座】

私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。

この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。

【予備試験の参考になるサイト】

最近、こちらのブログを良く参照しています。

(リンクの許可いただきありがとうございます!)

予備試験過去問の優先順位ランクの記事があり、こちらを参考にしつつ過去問にあたるつもりです。

aporo104.hatenablog.jp

 

【参考文献】

この記事を含めた参考文献の紹介です。

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

 

 

【関連問題】

 

【予備試験答案リスト】

当ブログで作成した、予備試験過去問の答案リストです。

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

【このブログの読み方(初めての方用)】

初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。