予備試験を目指す運営人が予備過去自主答練(平成30年刑事系)をやってみました。
当ブログの101・102通目の答案です。
先週末ですが、平成30年の予備試験を書きました。
少しづつブログ負債を返して、来週の自主過去答練には書いた夜に更新するという態勢を整えたいな、と。願望ですが。笑
問題文も例の如く法務省HPからダウンロードしました。
【私の答案】
⑴雑な感想
ま、先週末なんで、うん、忘れてることが多いのですが。笑
答案構成や答案を見て思い出しながら記事を書いていこうと思います。笑
⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時間はメモから推察するに45分?くらいですかね。刑法が24分、刑訴が21分てとこかと)
・刑法
多分オーソドックスな出題ということになるんでしょうか?
問題意識に気付いてないだけかもですが、各論、共犯という頻出の部分をどんどん処理していく問題だと感じた記憶があります。
一つ、この問題特有の問題として気をつけたのは、①甲の罪責の実行行為性について、実行共同正犯と共謀共同正犯の二つのパターンで論じたこと②そして共犯関係の解消については実行共同正犯で論じたこと、でしょうか。
(便宜上②から行きますが)というのも、乙と甲は最初の2項強盗は共同で実行しており、乙は見かけ上はシームレスに1項強盗に移行していると感じたんですね。改めて暴行・脅迫はしていないですし。なので、乙の実行行為について甲はどこまで共犯関係にあったのか?を検討するのが自然に思いました。
そして、共犯関係の解消が認められた場合でも、①共謀共同正犯もありうるのか?と思って。というのも、共謀がありこれによって乙が1項強盗をしたと見えなくも無いか?と思ったんですね。ここに使える事情も落ちてるし、アリなのかな?どうかな?とりあえず、そんな思考過程を辿りました。けど共謀共同正犯のところは時間・紙面ともに余裕がないとはいえ、規範も立てておらず厳しい論述ですねー。(後掲答案L81~L83)
・刑訴
ほとんど覚えてない…えーと?笑
所持品検査はあまり迷わなかったかな?
苦労したのは①無令状差し押さえの中で現行犯逮捕の要件を検討させる感じと②その後の違法収集証拠排除原則の処理でしょうか。なんかめんどくさかったような…(雑な記憶)
前者①みたいな出題は予備は好きなのかなーなんて思ったりもします。マトリョーシカ的な構造というか。会社法でも再編行為の承認欠缺の違法性の中で決議取消訴訟を論じさせたりとか。ここは最近ちょっと意識し始めたところです。
⑶私の答案はこちらです。(作成所要時間不明。刑訴のL48までしか行きませんでした)
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
こちらはあっさりとタイムマネジメントの話など。
個人的な体感としては刑法が処理量多い傾向なのかな?と思ってて。
2科目で時間内には134行書けてる訳ですが、単純に分割すると1科目67行ですか。それぞれの科目をもう少しタイトに書ける必要があるように思います。厚く論じるところと端的に論じるところのバランス感覚というか見極めはもっと上手くなりたいと思っているところです。昨日今日あたりからこの辺がちょっとつかんできた?なんて思いもうっすらありますがもっとパキッと書けるようにしたいと思ってます。
こんな感じでしょうか。
今回も駄文長文失礼いたしました。
感想は以上です。
【復習のまとめ】
ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。
この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。
【予備試験の参考になるサイト】
最近、こちらのブログを良く参照しています。
(リンクの許可いただきありがとうございます!)
予備試験過去問の優先順位ランクの記事があり、こちらを参考にしつつ過去問にあたるつもりです。
【参考文献】
この記事を含めた参考文献の紹介です。
【関連問題】
【予備試験答案リスト】
当ブログで作成した、予備試験過去問の答案リストです。
【このブログの読み方(初めての方用)】
初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。