kyouの答案

予備試験受験生が悩みながら書いた答案をpdfで(ほぼ)毎日晒していく勉強記録ブログ。答案構成のマインドマップも晒してます。内容も見てもらえたら嬉しいですが、「毎日書いてるね」と思ってもらえるだけで嬉しいです。

予備試験商法(平成28年)の答案を書いてみました。

予備試験を目指す運営人が予備試験商法(平成28年)の答案を書いてみました。

当ブログの85通目の答案です。

 

本当は昨日のうちに更新したかったのですが、手形法も会社法もインプットが進んでなく、この問題の構成を丁寧に考えた上で、後述するように2通(1.5通?)答案書いたら力尽きました。笑

 

今回の問題はこちらの書籍で復習していく予定です。

 

 

 

選題はいつものようにアポロさんのブログを参考にさせていただきました。(下にリンクあり)

また、今回からはstudyweb5さんのブログを参考にするようにしました。許可いただいてない(というより連絡手段が不明)のでリンクは貼りませんが、もし興味がある人は検索してみてください。すぐ見つかると思います。

問題文も例の如く法務省HPからダウンロードしました。

 

 

【私の答案】

⑴雑な感想

分量が重たかったですねーー。

これ、初見で書けた合格者すげぇな…多分手形(設問1)を凌いで、設問2に注力したのかと思うんですがどうなんでしょう。私ならそうしてたんだろうなと思いました。

 

⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時間不明)

drive.google.com

・雑感では手形を凌ぐべきだったんじゃないか?と言いつつ、手形についてはかなりガチで構成したし、答案もかなりガチで書きました。2026年(かな?)に手形はなくなるということもあり、手形は今更出ないんじゃないか、とも言われるんですが、私は最低限は準備して臨もうと思ってます。

理由は①本問のように過去に予備では出題実績がある。②司法試験では法改正の直前に当該分野が断末魔のように出題されることがある(と聞く)。③手形法は文語体(という?笑 要は漢文の書き下し文みたいな?)なので条文の文意が取りにくく現場思考では乗り切れない。④論点がある条文、使う条文合わせて10条ぐらいなので意外と負担にならないにも関わらず、仮に出題されたら恐らく対策の有無でかなり差がつく。⑤ていうか、対策せずに出たら泣くに泣けない。…といったところでしょうか。

まあ、⑤が一番でかいかな?ってことで、しっかり構成しました。つっても予備で出題された2題以外は流石に手を伸ばす予定はなく、書き方や条文は押さえつつあとは短答の知識を流し込むだけにしようと思ってます。

・ただ、本問は設問2だけでも結構複雑ですよね。共有も複雑だし、差止め請求と決議取消訴訟の関係も複雑だし。ここでもかなり差がつくんでしょうね。やっぱりまだまだ合格水準は遠いです…。構成としてはDが原告適格としての株主の地位を主張できるかを先に処理して、各訴えを検討する流れです。これはアガルートの模範解答を参考にしました。そして、効力発生前、差止請求の要件の中で決議取消の訴えを検討する形にしました。こういうのは行政法でもやったことがあって(義務付け訴訟と取消訴訟の併合提起?でしたっけ?条文ないとすぐ忘れますね、あれ?)、その辺りの頭の使い方が活きた気がします。そして、決議取消の訴えの中での株主総会の瑕疵を論じる形にしました。効力発生後は無効の訴えですね。

 

⑶私の答案はこちらです。(2通目について作成所要時間74分)

リンクで飛ぶと拡大できます。

書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。

drive.google.com

それで書いたわけですが、設問1の時点で「いや、長くね?」と思いました。笑 あんまり使わない法律だからこそ、条文を挙げて原則例外はしっかりと整えて書こうと思ったんですが、「いや、分量よ」って話です。笑 今回明示させてる配点だど設問1と設問2で3:7なので、それは「(3p半ぐらい書くのを前提にすると)設問1は1pで済ませてね」って指示だと思います。そうすると、2pに届かんばかりのこの答案はどう考えても過剰です。そこで、この答案は手形の答案の練習ということで中断して、書き直しました。笑

 

drive.google.com

・それで書き直したのがこちらの答案ですが、「いや、あんま短くなってなくね?」と。笑

本当は設問1の1の原則論を削ればいいかー、なんて思っていたのですが、ここ問題文に事情がしっかりあるんですよね...。だから思うように削れませんでした。だから、もしかしたら2の論点の部分をもっと短く処理しても良かった気がしますが、どうなんでしょう。

・設問2。原告適格を書きすぎたかなー?と思ってます。その分、吸収合併無効の訴えを圧迫してしまって丁寧に書けなかったですね。残念でした。あてはめすぎ問題があるのかなー...

 

全体としてめちゃくちゃ時間かかりましたが、商法は他の科目に比べて一番か二番くらいにインプット進んでないので、丁寧に腰据えてやっていきたいと思っています。

 

こんなところでしょうか。

今回も長文駄文、失礼いたしました。

感想は以上です。

 

【復習のまとめ】

ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。

【今回の問題に関連する予備校講座】

私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。

この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。

【予備試験の参考になるサイト】

最近、こちらのブログを良く参照しています。

(リンクの許可いただきありがとうございます!)

予備試験過去問の優先順位ランクの記事があり、こちらを参考にしつつ過去問にあたるつもりです。

aporo104.hatenablog.jp

 

【参考文献】

この記事を含めて商法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

 

 

 

【関連問題】

 

【予備試験答案リスト】

当ブログで作成した、予備試験過去問の答案リストです。

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

【このブログの読み方(初めての方用)】

初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。