kyouの答案

予備試験受験生が悩みながら書いた答案をpdfで(ほぼ)毎日晒していく勉強記録ブログ。答案構成のマインドマップも晒してます。内容も見てもらえたら嬉しいですが、「毎日書いてるね」と思ってもらえるだけで嬉しいです。

このブログの参考文献(法律実務基礎科目編)

私が法律実務基礎科目を勉強する際に参照している参考文献です。

ほとんどはスタンダードなものなので説明不要かもですが、一応使ってる感想も軽く添えときます。

①民事実務基礎

⑴『新版完全講義民事裁判実務の基礎[入門編]第2版』

まあ、ド定番ですね。講義の再現といった趣で結構わかりやすいですし、頑張れば1日で読破出来る感じ。

要件事実は最終的に覚える作業がそこそこ大事かな?と思っているところではあるんですが、その前提として「なぜその事実を摘示すべきか(また、すべきでないか)」という理屈は理解しておくべきだと思ってます。そこを理解しておけば、忘れてもなんとかなるし、知らない条文を扱う時に応用も効くんじゃないかと。

この本はスタンダードな条文を題材「なぜその事実を摘示すべきか(また、すべきでないか)」を丁寧に解説してくれているので、個人的には要件事実的思考にかなり慣れることができたと思います。

ただ、ブロックダイヤグラムの例示が少ないので、そこは期待しないほうがいいかもです。私自身は⑵の過去問を実際に解きながらブロックダイヤグラムの書き方を練習しているところです。

 

⑵『完全講義 法律事務基礎科目[民事]』

予備の過去問を実務家兼ロースクール教授が解説している、しかも参考答案までついてるってだけで買いだと思います。

というか、⑴を使ってる以上はこちらを、って感じで迷わず採用しました。

⑴の該当箇所がかなり丁寧に指摘されている分、これ単体の解説はかなりスマートなので、むしろ⑴を使ってないとあっさり過ぎると感じる人もいるんでしょうか?ちょっとわかりませんが。

参考答案がやたら現実的ですし、学者・実務家なのに(と言ったら語弊があるが)受験的なアドバイスも豊富です。

すげーオススメです。

 

⑶『アガルート 総合講義1問1答 民事実務基礎』

⑴でも触れた通り、結局暗記は大事な科目だと思うんですよね、時間制限、紙面制限があるので。

⑴の本は解説はとてもわかりやすいものの、知識をまとめる・暗記するというには使い勝手が悪いと思ってます。そこで、この本の出番になるかと。

「理解とかいいから覚えること覚えろ」と言わんばかりの潔い構成で、私は過去問1周したらしっかり回そうと思っているところです。刑事実務も出るんですかね?

 

 

②刑事実務基礎

基本的には⑴をメイン、⑵をサブにしてるんですが、実は最近⑶にも浮気し始めてて。笑

この辺りは過去問演習の過程で1冊に絞りたいな、と思っています。固まったらまた更新しますね。

アガルート 総合講義テキスト  

受講生限定で配布されるテキスト。アガルート のテキストはやはり特に刑事系がすごくいいと思います。

刑事実務基礎に関しては使いうる条文をピックアップして逐条的に解説しているようなあっさりめの構成。私が逐条テキストを使ってるのもあって使いやすいです。

あとはまとめ表が秀逸です。

 

⑵『刑事実務基礎の定石』

これもど定番ですよね。⑴は前記の通り、あっさりめなので説明が欲しい時に参照しています。講義動画を見直すのちょっと大変なので…

 

⑶ 司法試験予備試験法律実務基礎科目ハンドブック(2)第5版

使い始めなので感想は控えますが、やっぱり実務家監修の過去問解説があるのがいいな、と。もう少し使ってみます。

 

③その他

⑴法律基本科目の参考文献

実務基礎科目は法律基本科目の理解もやはり大事だと思うので、以下の別記事で紹介している本は適宜参照してます。

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

⑵『法律学小辞典』(有斐閣、第5版)

この本は意外と使われていませんよね。個人的にはめちゃくちゃ優秀な本だと思うのですが…。用語の定義を端的に知りたい時に大変重宝する本です。