『刑法事例演習教材』(第3版)第1問「ボンネット上の酔っぱらい」の答案を書いてみました。
予備試験を目指す運営人が『刑法事例演習教材』(第3版)第1問の答案を書いてみました。
当ブログの32通目の答案です。
今は憲法メインで勉強してるんですが、他の科目も書かないと忘れると思って刑法もちょっと触ります。久しぶりに刑法やったら案の定、書き方や知識を全然忘れてましたし。
しばらくは(同書のうちでは)短めの1p弱くらいまでの短めの事例を中心につまみ食い的に解こうかなと。
しかし、同書は初めて触るんですが本当難しいです。しばらくは胸を借りるつもりでボコボコにされようと思います。
そんな訳で、「ボンネット上の酔っぱらい」です。(ネーミングセンスよ)
(問題文は書籍購入の上、ご確認ください)
目次
【私の答案】
⑴実際の答案を書く際に作った答案構成です。答案以上に判読不可ですが、まあ、恥を晒すブログなので…。笑
⑵私の答案はこちらです。
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
なお、こちらの書き直し記事はこちら。
⑶答案を書いた感想
・答案構成21分、答案53分。せめて70分には収めたかったですが。
・いや、忘れてますね、刑法。書き方からグラついてて、かなり分量も時間もロスしてしまいました。
・一時期なぜか無限に正当防衛事例を解いてた時期あるんですけど、判例のあてはめとかもそれなりに入っていたつもりなのですが…それもすっぽり抜けてまして。忘却とは恐ろしいな、と。(他人事か)
・自招侵害のところは平成20.5.20の感じをもっと出したかったですね。36条1項のあてはめの前に検討できたのはまあいいのかな、と。
・解説読む限り、今回あと問題となるのは傷害罪の主観的構成要件と殺意の認定のところとなるのでしょうか。
・傷害罪の結果的加重犯のところももう少しうまく書けないものかな、と思いましたが。
・殺意ってよく考えたらあんまり認定したことないな、と思って。てことで、予備試験まで(下手したら司法試験まで)読まないと決めていた『刑事事実認定重要判決50選〔第3版〕(上)』を引っ張り出して確認しました。(p569)
本の良し悪しではなく(というか、間違いなく良書)、今の私がここまで手を広げたら絶対落ちるので、また封印します。笑
・あとは表記ですね。複数行為あるのに前記行為なんて混乱させるもとなので、行為①とか第一行為とかで区別しないとダメですね。
・以上書き忘れてますね、というか書くところないですね。分量配分がどうもうまくいきません。たぶん甲のAへの殴打行為(第1)で22行は書きすぎすぎなんですよね。第2も書きすぎですね。もっとサクサク進めていかないと収まらないです。制限時間内に争いになりそうなところを見極めてまとめるという訓練を同書を進めながらやっていきたいと思うところ。
こんなところでしょうか。
今回も長文・駄文失礼いたしました。
以上です。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは『刑法事例演習教材』解析講座 がリリースされてます。
私自身は同講座を受講していないものの、総合講義の刑事実務基礎科目を担当されててそちらは受講しました。とにかく圧がすごく(笑)、視聴するだけで元気が出るような先生です。もちろん内容面も素晴らしくて、受験生が悩みそうなところをピンポイントでつまみ上げて分かりやすく解説してくれた先生でした。
この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。
【参考文献】
この記事を含めて刑法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。
【関連問題】
【この演習書の他の問題の答案】
当ブログで作成した『刑法事例演習教材』(第3版)の他の問題の答案リストです。
【このブログの読み方(初めての方用)】
初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。