kyouの答案

予備試験受験生が悩みながら書いた答案をpdfで(ほぼ)毎日晒していく勉強記録ブログ。答案構成のマインドマップも晒してます。内容も見てもらえたら嬉しいですが、「毎日書いてるね」と思ってもらえるだけで嬉しいです。

このブログの参考文献(刑事訴訟法編)

私が刑事訴訟法を勉強する際に参照している参考文献です。

ほとんどはスタンダードなものなので説明不要かもですが、一応使ってる感想も軽く添えときます。

①演習書

今は演習書より過去問を優先する戦略で臨んでいるのですが、過去問演習がひと段落したら、論点を潰すために以下の演習書は読んだり、必要と感じるものは書こうかと思っています。

⑴『エクササイズ刑事訴訟法(第2版)』

合格者の人に勧められて購入しました。(その人は第1版を使用していたそう)

私の場合、学部生の頃、何も知らない状態で⑵『事例演習刑事訴訟法』を最初に解かされました。(今にして思えば鬼ですね…笑)

もちろん⑵も素晴らしい本ではあるのですが、⑵はどちらかというと論点の理解を深める読み物という評価が多いように思います。

そこで『エクササイズ刑事訴訟法』ですが、論点ではなく『強盗殺人事件』などの表記で出題されています。つまり、刑事訴訟法的には「論点発見からやってね」という構成です。(論点名が明示されない『刑法事例演習教材』と同じ趣旨からと思われます)

ですから、基本的な論点整理が済んでいる人対象の演習書になりましょうか。

私は予備過去、司法試験過去が終わった後に初見問題として手を出す予定です。(いつだ、それは)

 

 

⑵『事例演習刑事訴訟法』(第3版)

前記の通り、論点理解のための読み物になるのかな?と。⑴と違って論点ごと、体系順の構成です。

しかし解説はかなり深く、私は初学時点でいきなりこれを解かされたのですが解説が意味不明で刑事訴訟法にトラウマを抱えることになりました。笑

ですから、初学者の方はアガルートの『実況論文講義』の方がとっつきやすいのかなぁ…とは思います。(私は実況論文講義と同じ問題を扱ったアガルートの『書き方』講義で基本的な書き方を勉強しました)

 

⑶『事例でわかる伝聞法則』

伝聞はとにかく苦手です。笑

そこで私はアガルート の講義を聴きながら、この演習書をザッと読みました。

ちょこちょこ書きたいと思うのですが、なかなか時間が取れず。笑

整理の仕方も解説も非常にわかりやすいのでオススメです。

 

②まとめ本

アガルート 総合講義テキスト  

受講生限定で配布されるテキスト。テキストとしてはかなり薄くまとまってます。

アガルート のテキストはやはり特に刑事系がすごくいいと思います。基本的にはこれで足りています。

ありがたいのはやっぱり出題実績と重問へのリンクがあるんで、「ここの書き方見たいなー」とか「ここって試験出るの?」とかの時にすぐに情報に辿り着けるのが大きなメリットだと思います。

基本的に条文から解説されていて、論点(判例)解説もその文脈の中でされていますから、体系の中での論点の位置付けがわかりやすいです。判例・通説に沿ってるので、まとめ本としての使い勝手は最高だと思います。

 

③辞書本(調べ物用)

まとめ本よりも突っ込んだ説明が欲しい時に参照しています。

前は酒巻先生の本を使っていたのですが、やはり私のようなポンコツには内容が高級でして…笑

予備試験過去問を解く前に鞍替えしました。

やはり『手続理解編』としてまとめてくれているのが素晴らしいと思います。(民訴も早くお願いしたい…笑)

『基本刑事訴訟法』シリーズ

④論証集

論証集としてはアガルート 使っています。私は論証をガツガツ覚えるタイプではないので、たまに確認したり、重要なものだけ削って覚えたりぐらいですけれども。

判例集

判例講座 刑事訴訟法』シリーズ

こちらも合格者の方に勧められて購入しましたが、まだ読んでいません。笑

基本的にアガルート で百選判例は押さえられるからですが、過去問を解いてると判例の理解が足りないと書きづらいとよく思います。

その意味でそろそろちゃんと読んでみたい本です。

⑥六法

私は六法的なものはいくつか用意していて、場面や目的で使い分けてます。下のラインナップだとたまに載ってない法律あるんですけど、それは稀ですし、基本的にはググってます。

⑴予備試験用法文

答案作成時用。私のは頂き物で、市販されてないと思います。メルカリとかあるんですかね?他の六法と使い勝手がかなり違うので慣れるために使ってます。ただ、紙質が弱いので、持ち運びや普段使いにはあまり向かないと思います。

法科大学院試験六法

持ち運び用。個人的には結構おすすめです。六法って弁当箱型と言うんですかね、ごつめの直方体じゃないですか。異物感あるんですよね。カバンに入れるとボコってしたり、他の本に折れ目ついちゃうのが私は嫌で。その点、この六法は他の六法より大判でして、大体2cm×14cm×21cmなので、異物感は緩和されてます。紙質も丈夫ですし、大判なだけあって字も見やすいです。ただ、収録されてる法律は少し少なめですね。

 

⑦『法律学小辞典』(有斐閣、第5版)

この本は意外と使われていませんよね。個人的にはめちゃくちゃ優秀な本だと思うのですが…。用語の定義を端的に知りたい時に大変重宝する本です。