予備試験刑事訴訟法(平成26年)の答案を書いてみました。
予備試験を目指す運営人が予備試験刑事訴訟法(平成26年)の答案を書いてみました。
当ブログの60通目の答案です。
この記事で書いた通り、ブログ更新債務を履行して行きます。笑
今回はこちらの書籍で復習していく予定です。
選題はいつものようにアポロさんのブログを参考にさせていただきました。(下にリンクあり)
また、答案作成後はstudyweb5さんのブログを参考にしてチェックしています。許可いただいてない(というより連絡手段が不明)のでリンクは貼りませんが、もし興味がある人は検索してみてください。すぐ見つかると思います。
問題文も例の如く法務省HPからダウンロードしました。
【私の答案】
⑴雑な感想
・これも数日前に書いたんで記憶がおぼろげですね。笑
・読んで思い出しました。贈賄で伝聞っていうね。伝聞は苦手ですが、それよりも贈賄を刑法でもそもそも書いたことなくて、「どんなん?」ってなりながら書いてた気がします。ドラマのイメージくらいしかないですよねぇ。そんなんだから短答おちるんでは?って今めちゃくちゃ思って泣きそうになりましたが。
・なお、以下の答案は判例六法をカンニングしながら書いたものなので悪しからず。
⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時間34分)
・やたら時間かかってますね、なんでだっけ。たぶん伝聞法則の構成で手間取ったんだと思います。「どんな流れだっけ?」とか考えてたんだと思います。
・証拠能力を否定するツールがいまいち整備されてなくて、この問題と平成28年の前科の問題の復習でアガルートのテキストを読み直して、やっと整理ついてきたかもです。この辺、ちょっと面白いっすよね。
・「供述の証拠能力崩すのは伝聞か自白…?でしょ?自白と違法収集証拠排除は学説的に、ね?なんか裏表的な?ね?」みたいな緩めの理解の人が整えた構成なんで、お察しではあるのですが。
内容面
1、自白法則
とりあえず自白から書きました。伝聞はややこしいいので、自白を先に済ませたいくらいの感覚だったと思います。ここはアガルートの講義の「客観的状況の有無!」という解説がやたら記憶に残ってたので、まあそんな感じで。
2、違法収集証拠
これ、たぶん直前に平成24年の秘密録音を解いてなきゃ気付かなかった可能性あるんですよね。危ない。もちろん秘密録音が違法?とは思いましたが証拠能力につなげることができたのは、前回で秘密録音に耐性が出来てたからな気がします。判例六法の違法収集証拠の話にたどり着けたんかな?と。
ただ、ここは適法として、違収排の規範にそもそも乗せませんでした。なんか実際にこういうことがあったら違法収集証拠の香りがプンプンしますけどねぇ…平成24年では適法だったので、その残像が残ってたのかもしれません。状況は全然違う気がしますけどね。だから、また書いたら違法にするかもです、その場の感覚ですが。
3、伝聞法則
なんか以前、伝聞該当性→伝聞例外の流れは結構練習した気がします。それを思い出したり判例六法の情報手がかりに思い出したりしてて、それで時間かかった気がします。
⑶私の答案はこちらです。(作成所要時間62分)
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
・書くのもやたら時間かかってますね。今は計5通?書いたんですけど、まだまだ刑訴のノリを掴む必要はあるんかな?って気がします。ただ、なんとなく刑法、民法、憲法的な処理手順というかフォーマットがありそうだなーなんて感覚もちょっとあります。もう少し頑張りたいところです。
・内容面
1、自白法則
⑴自白の意義は福岡高判昭和24・9・6から引っ張りました。まずは「自白」に乗っけないと話にならないと思っていたので。けど、5行でも書きすぎかな?って気もします。もっとタイトにいってよかったかも。
⑵任意性の部分が今回の自白では本丸なんだろうと考えて丁寧目に書いたんだと思います。でも、伝聞が控えてるので、1P未満で抑えるべきだったかかな?と。
どうでもいいですけど、条文の「疑」にフリガナついてないのが個人的にはちょっと厨二病くすぐられてます。書くときもテンションがほんのり上がります。次行きます。
2、違法収集証拠
今読んでも、なんとなく当てはめが苦しい気もするんですよねぇ。これ、あんま覚えてないですけど、私、伝聞控えてるのと違法証拠のあてはめがなんとなく嫌だから逃げた気もしないでもないですね。もちろん逃げ自体はナシではないと思うんですが、もう少しうまく逃げてほしいと我ながら思いました。
3、伝聞
伝聞はもっとうまく書きたいです!笑
なんか少し前に書いた答案にもかかわらず、既に「こいつ、伝聞全然わかってねーな」感がして、はずいです。流れも文言の使い方もなんか下手な気がしますねぇ。もう少し書いてうまくなりたいです。伝聞ノックで精進します。
まあ、こんなところでしょうか。
今回も駄文長文、失礼しました。
感想は以上です。
【復習のまとめ】
ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。
この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。
【予備試験の参考になるサイト】
最近、こちらのブログを良く参照しています。
(リンクの許可いただきありがとうございます!)
予備試験過去問の優先順位ランクの記事があり、こちらを参考にしつつ過去問にあたるつもりです。
【参考文献】
この記事を含めて刑法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。
【関連問題】
【予備試験答案リスト】
当ブログで作成した、予備試験過去問の答案リストです。
【このブログの読み方(初めての方用)】
初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。