予備試験を目指す運営人が予備試験憲法(令和2年)の答案を書き直してみました。
当ブログの83通目の答案です。
この記事の答案の書き直しです。もう3ヶ月前になるんですね、恐ろしい…笑
今回はH28行政法と併せて140分目標で解いてみました。
やっぱ結構大変ですね。156分かかりました。体力的にも結構キツかったです。
細かい時間配分は後ほど。
問題文は法務省HPからダウンロードしました。
【私の答案】
⑴雑な感想
・前に結構検討した問題ですし、解説講座も受けたばかりなので比較的自信持って書き進められた気がします。けど、91分かかった行政法に押し込まれて答案書くために残された時間は31分しかなかったんですね。かなり焦って書いたので読み直すと結構怪しい記述が多いっすね。笑
⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時18分)
・構成自体は前回とほとんど変わってないと思います。ただ、直近で受けた講義で触れられた内容を適宜織り込みました。具体的には、権利の性質において取材活動の自由の制約内在性、あとは用語を少し改めてみました。
・明確性原則については少し触れたかったのですが、残り31分しかなく、本件ではそこまで大きく問題にならない(点もそこまで振られてない)という判断のもと(この点は講義や添削でも確認しました)、答案では触れていません。
・マーキングはそろそろ色使いを考えたいんですよね。いろいろやってみます。
⑶私の答案はこちらです。(作成所要時間47分)
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
・31分で書きたかったんですが、まあ無理ですよね。笑 憲法は気持ち短めに終わらせたいと思っているところです。出題次第ですが。
・時間がなくかなり焦って書いたので結構気になるところがあります。
・(L22〜23)ここは「民主制の過程で重要な価値がある。よって安易に制約されるべきでない重要な権利と言える」みたいに書きたかったのに気づいたら1文にしてました。焦るとこれやっちゃうんですよね。少し先のことを考えながら書くんですけど、それが今書いてる文章とごっちゃになってしまう現象がたまにあって、これは気をつけなきゃです。ここは『権利の重要性』から『権利の性質』とタームを変えました。講義で習ったのですが、すごくいいです。「制約内在性はあるが、重要な権利」という書き方ができてよかったです。
・「原則取材禁止、同意があれば例外的に取材OK」という本件立法の規範構造は出来るだけ丁寧に扱いました。過去問を見ると規範構造を検討させる問題がちょいちょい出てる気がします。講義では個別具体的検討で触れることを推奨されてましたが、個人的には規範構造の分析は制約態様でするのが頭がスムーズに動きます。この辺は割とフリーだそうです。
・目的の重大生はちょっとうまく書けませんでしたね、今回唯一筆が動きづらかったところ。問題文を拾ってるだけで最低限は御の字ですが、もう少し説得的に論じたかったです。
・手段が過剰とならないかの部分は原則の取材禁止から書けばよかったなーと思いました。
こんな感じでしょうか。
今回も駄文長文、失礼いたしました。
感想は以上です。
【復習のまとめ】
ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。
⑴答案構成
リンクで飛ぶと拡大できます。ただ、スマホの小さい画面で見ると見づらいかもなので、タブレットやPCブラウザ推奨です。
自分の復習の便宜上、問題提起はピンク(赤?)、理由づけは青、規範は緑、あてはめはオレンジという形で色分けしています。
(準備中)
⑵こちらの答案構成はmindmeisterというマインドマッピングサービスで作成しています。
アメリカのサービスなので日本語がちょっと変ですが笑
使いやすいツールなので興味があれば見てみてください。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。
この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。
【参考文献】
この記事を含めて憲法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。
【関連問題】
【予備試験答案リスト】
当ブログで作成した、予備試験憲法の答案リストです。
【その他憲法の答案リスト】
憲法の演習書の答案リストです。
【このブログの読み方(初めての方用)】
初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。