予備試験刑事訴訟法(令和元年)の答案を書き直してみました。
予備試験を目指す運営人が予備試験刑事訴訟法(令和元年)の答案を書き直してみました。
当ブログの121通目の答案です。
先月書いたこの答案を書き直す機会がありましたので掲載しようと思います。
こちらの書籍で復習していく予定です。
答案作成後はstudyweb5さんのブログを参考にしてチェックしています。許可いただいてない(というより連絡手段が不明)のでリンクは貼りませんが、もし興味がある人は検索してみてください。すぐ見つかると思います。
問題文も例の如く法務省HPからダウンロードしました。
【私の答案】
⑴雑な感想
前に書いた記事を読んでいただくとわかるかと思うのですが、まあー誤読がひどくてですね。笑 そこを直したのと。
あとは緊急逮捕を以前は漫然と検討していたのですが、「なぜ検討するのか?」という点をしっかり明示した答案を作成しました。当時の合格答案でもここはあまり意識してないらしいのですけど、そこはできれば書いときたいという指導も最近受けた講義でありましたので。
また、あてはめはやっぱり刑訴の肝とされてますから、そこを改めて伝わるようにポイント押さえながら書いたつもりです。しかし、個人的には本番では刑法80分、刑訴60分くらいのバランスになってしまうんでは?と危惧しているところですから、刑訴のあてはめを頑張って膨らむ時間の調整をどう辻褄合わせていくかは別途考えたいところ。
今回は構成はせずに答案だけ書きました。
⑵私の答案はこちらです。(作成所要時間70分)
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
これ、よく読んだら緊急逮捕の「理由を告げて」の要件を満たしてなくねー?と気づいたので、最後は違法を重大としたのですよね。
でも、これをやると現行犯逮捕の要件充足性も検討した方が良いのでは?と思いましたし、「理由を告げて」は緊急逮捕のいわば手続的要件なので、これを書いても私の論旨では重大と言えず論理矛盾してるんでは?なども書いた後に気づきました。この辺も今後しっかり検討していきたいです。
体調がちと万全ではないので、今回あっさりめで。
感想は以上です。
【復習のまとめ】
ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。
この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。
【予備試験の参考になるサイト】
最近、こちらのブログを良く参照しています。
(リンクの許可いただきありがとうございます!)
予備試験過去問の優先順位ランクの記事があり、こちらを参考にしつつ過去問にあたるつもりです。
【参考文献】
この記事を含めて刑法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。
【関連問題】
【予備試験答案リスト】
当ブログで作成した、予備試験過去問の答案リストです。
【このブログの読み方(初めての方用)】
初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。