kyouの答案

予備試験受験生が悩みながら書いた答案をpdfで(ほぼ)毎日晒していく勉強記録ブログ。答案構成のマインドマップも晒してます。内容も見てもらえたら嬉しいですが、「毎日書いてるね」と思ってもらえるだけで嬉しいです。

このブログの参考文献(民事訴訟法編)

私が民事訴訟法を勉強する際に参照している参考文献です。

ほとんどはスタンダードなものなので説明不要かもですが、一応使ってる感想も軽く添えときます。

①演習書

今は演習書より過去問を優先する戦略で臨んでいるのですが、過去問演習がひと段落したら、論点を潰すために以下の演習書は読んだり、必要と感じるものは書こうかと思っています。

⑴『ロジカル演習民事訴訟

進捗悪すぎて、まだ2問目までしかちゃんと読めていませんが、まーーーいい本です。238pですか、こんなに短い中で論文に必要な知識がしっかり入ってる印象です。思考過程も丁寧に述べられているので、私の中では『基礎演習行政法』の民訴版みたいな立ち位置になりそうです。何回も読んだり、できれば書きたい本です。参考答案までついてるのでオススメです。

⑵『LawPractice民事訴訟法』(第3版)

こちらは実はブログ始める前に15通くらいは答案構成してたと思います。ただ、どうしても問題数が多いんですよね。もちろん短文事例、単一論点型ゆえなんですが。

ここは個人の感覚によって違うのでしょうが、私の場合、解く際の負荷を考えると短文事例と中〜長文事例とでは1問あたりでそこまで変わらないんですよね。なんでか知りませんが。性格ですかね。あっても1.5倍くらいな気がする。そうすると、(私にとって)ロープラはしんどい割には進まない教材でして、なかなか大変なのです。その意味で優先順位を⑴より少し下げました。

また、ロープラシリーズって基礎的な問題集みたいな扱いされてる気がする(そんなことない?)んですけど、解説は結構高度な気がするんですよね。私の頭の出来のせいか知りませんが、少なくとも民法は予備との間で結構深い解説が多かった気がする(一方でどう見ても改正民法への理解が足りないと思われる解説があったりする。明確にそう把握してる解説は1つだけですが)。だから、分量・負荷を考えてもメインに据えることはないんじゃないか?と思っているところです。

ただ、⑴はこの本への言及があったりするので、(過去問を前提に)⑴を軸に据えて、余裕があれば興味があるところを摘んで行く戦略でいこうかと思います。読物的な使い方ですね。

(私が持ってるのは3版ですが、4版が出たようです)

 

⑶ 『解析民事訴訟

過去問始めてから、演習書と過去問て結構出題意図が違うな、と感じていて、予備・新試を終わらせたら旧試も見たいなーと思っています。事例が短めなのもありますし、予備までは旧試をするかもです。そこで旧試の解説本として購入しました。

 

 

 

②まとめ本

アガルート総合講義300 テキスト

受講生限定で配布されるテキスト。テキストとしてはかなり薄くまとまってます。

ありがたいのはやっぱり出題実績と重問へのリンクがあるんで、「ここの書き方見たいなー」とか「ここって試験出るの?」とかの時にすぐに情報に辿り着けるのが大きなメリットだと思います。

基本的に条文から解説されていて、論点(判例)解説もその文脈の中でされていますから、体系の中での論点の位置付けがわかりやすいです。判例・通説に沿ってるので、まとめ本としての使い勝手は最高だと思います。

 

③辞書本(調べ物用)

まとめ本よりも突っ込んだ説明が欲しい時に参照しています。

『リーガルクエス民事訴訟法』(第3版)

リークエは私にはちょっと肌に合わなかったのですが、『ロジカル演習 民事訴訟法』で言及される参考文献の中で一番とっつきやすそうな同書を選びました。たまに調べるくらいですが民事訴訟は結構好きかもです。

なんかアフィリエイトリンクが第2版までしか見つからないけど第3版がたぶん最新版です。間違って購入させてしまうと申し訳ないので、アフィリエイトリンクは張らないでおきますね。

 

④論証集

論証集としてはアガルート 使っています。私は論証をガツガツ覚えるタイプではないので、たまに確認したり、重要なものだけ削って覚えたりぐらいですけれども。

判例集

民事訴訟判例 読み方の基本』

百選がどうにもこうにも苦手でして。笑

アガルートでわからん部分は、ちょっとオススメされたこちらを読んでます。が、高度です。笑 すげーーわかる!って部分とんんん?という部分の差が激しいです。

要件事実に即した解説なので、私の要件事実の勉強が進めばもっと使いこなせる気がします。

 

 

⑥六法

私は六法的なものはいくつか用意していて、場面や目的で使い分けてます。下のラインナップだとたまに載ってない法律あるんですけど、それは稀ですし、基本的にはググってます。

⑴予備試験用法文

答案作成時用。私のは頂き物で、市販されてないと思います。メルカリとかあるんですかね?他の六法と使い勝手がかなり違うので慣れるために使ってます。ただ、紙質が弱いので、持ち運びや普段使いにはあまり向かないと思います。

法科大学院試験六法

持ち運び用。個人的には結構おすすめです。六法って弁当箱型と言うんですかね、ごつめの直方体じゃないですか。異物感あるんですよね。カバンに入れるとボコってしたり、他の本に折れ目ついちゃうのが私は嫌で。その点、この六法は他の六法より大判でして、大体2cm×14cm×21cmなので、異物感は緩和されてます。紙質も丈夫ですし、大判なだけあって字も見やすいです。ただ、収録されてる法律は少し少なめですね。

 

⑦『法律学小辞典』(有斐閣、第5版)

この本は意外と使われていませんよね。個人的にはめちゃくちゃ優秀な本だと思うのですが…。用語の定義を端的に知りたい時に大変重宝する本です。