旧試民法(平成2年第1問)の答案を書いてみました。
予備試験を目指す運営人が旧試民法(平成2年第1問)の答案を書いてみました。
当ブログの75通目の答案です。
昨年の答練で民事系がボコボコにされまして。笑
原因はいろいろあるのですが、民法に関してはどうも論点の網羅性が足りないんじゃないかと自己分析しました。そこで今回からぼちぼちと旧試民法を解いて論点を潰していこうと思います。
問題文はこのサイトで入手しました。
【私の答案】
⑴雑な感想
・当時の試験時間60分で臨みましたが、超過しましたね。68分。
・見た目は穏やかなんですけど、分量は普通に予備試験ぐらいの感じはしましたねー。質は違っていて、場合分けがあったりとか結構網羅的に問われたりとかが旧試の特徴になるんでしょうか?いや、知りませんが。予備はやっぱり事情がもっと多いですもんね。
・ということで、網羅的に論点にあたるにはなかなか良さげです、旧試民法。私の論点の網羅不足には効くかもです。しばらく続けてみます。
⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時間18分)
・多分時間かかりすぎなんでしょう。きっと。当時の感覚だと15分がマックスなのかな?本当は相続とかの条文も引きたかったのですが、手が届きませんでした。
・無権代理まわりの論点が結構厚く出題された感じなんでしょうか。無権代理人への責任追及は書いたことあったっけな?とりあえず条文通り処理しました。
⑶私の答案はこちらです。(作成所要時間50分)
リンクで飛ぶと拡大できます。
書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。
・結構カツカツになる予感がしたので最初から綺麗さは諦めてガツガツ書いたのですが時間内に収まりませんでしたね。旧試の合格者の方すごいな、と思った次第です。
・日常家事代理は結構久しぶりに書いた気がします。法定代理権を挟みながら、有権代理を否定して無権代理からの表見代理ってフローはどうしても手順を積まなきゃいけないので大変だな、と。有権代理のパートをもっと短くまとめた方がいいのかもしれません。いつもは事情の多寡でなんとなくバランス考える癖がついてきた(それ自体は多分いいこと)ので、こういうさっぱりした問題文での量バランスは少し戸惑いました。
・設問1(一)で力尽きてますね、それ以降(48行〜)の論述の粗いこと粗いこと。笑 時間が足りないこともありますが、ちょうどいいテンションを時間内でムラなくキープすることも大事な気がしてるので、少し意識したいところです。
⑷全体の感想
今回は問題自体がめちゃくちゃ難しいとかはありませんでした、スタンダードなネタがスタンダードな形で問われた印象です。でも分量がキツいし、スタンダードな出題でもまだ満足に解答できないというのが私の立ち位置なんだろうと気が引き締まりました。
こんなところでしょうか。
しばらくは短めにブログを書いていきたい気持ちです。笑
感想は以上です。
【復習のまとめ】
ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。
【今回の問題に関連する予備校講座】
私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 旧司法試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。
かなりオススメ。というのもプロ講師による解説と答案の質は当然高いのですが、この講座ではそれに加えて予備試験合格者による答案も入手できるのですね。かなり現実的な答案ですので参考になります。
【予備試験の参考になるサイト】
最近、こちらのブログを良く参照しています。
(リンクの許可いただきありがとうございます!)
予備試験過去問の優先順位ランクの記事があり、こちらを参考にしつつ過去問にあたるつもりです。
【参考文献】
この記事を含めて憲法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。
【関連問題】
【このブログの読み方(初めての方用)】
初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。