kyouの答案

予備試験受験生が悩みながら書いた答案をpdfで(ほぼ)毎日晒していく勉強記録ブログ。答案構成のマインドマップも晒してます。内容も見てもらえたら嬉しいですが、「毎日書いてるね」と思ってもらえるだけで嬉しいです。

予備試験刑法(平成28年)の答案を書いてみました。

予備試験を目指す運営人が予備試験刑法(平成28年)の答案を書いてみました。

当ブログの68通目の答案です。

 

予備刑法については、こちらの書籍で復習していく予定です。

選題はいつものようにアポロさんのブログを参考にさせていただきました。(下にリンクあり)

また、答案作成後はstudyweb5さんのブログを参考にしてチェックしています。許可いただいてない(というより連絡手段が不明)のでリンクは貼りませんが、もし興味がある人は検索してみてください。すぐ見つかると思います。

問題文も例の如く法務省HPからダウンロードしました。

 

 

【私の答案】

⑴雑な感想

ここまで放火がダイレクトにくるのはびっくりしました。笑

横領系もですが、予備試験は私が苦手意識があるところ(他の受験生もそうなんでしょうか?)をチクチクついてくるなーと思っているところです。笑

 

⑵私が問題文にした書き込みと答案構成です。過去問の問題文は著作権的に問題なさそうなので掲載します。答案以上に判読不能ですが、まあ、恥を晒すブログなので…笑(作成所要時間31分)

drive.google.com

これもちょっと前に書いた答案なんですけど、最新の答案作成でやったみたいに構成すればもう少し短縮できるかな?なんて思っているところです。

放火の論点はこの問題は大体網羅されてますかね?なんか一つすごい苦手な論点?処理?があった気もするんですけど、いらなかったのかな?思い出せなかっただけかもですが。笑

後は錯誤、中止犯、共同正犯の責任連帯?的な話ですかね。この辺は錯誤以外はちょっとうろ覚えですし、理論的な部分は判例六法は結果しか書いてくれてないことがほとんどなので、「手持ちの知識から作文するしかねーなー」などと思っていました。

しかし、予備試験は錯誤が好きすぎじゃありませんかね。笑 既に予備過去だけで3回くらいは書いてる気がしますが気のせいかな?でも確かにあてはめさせやすい気もするからわかる気もしますが。

 

⑶私の答案はこちらです。(作成所要時間69分)

リンクで飛ぶと拡大できます。

書いたものをそのままpdfにしてgoogleドライブで公開していますので、乱筆御免でよろしくお願いします。

drive.google.com

・放火関連はほとんど判例六法からの引き写しです(たぶん)。

・この問題はX発火装置とY発火装置を選り分けてくれてるのがありがたかったですね、問題となる行為が特定しやすくて書きやすかったです。グッジョブだと思いました。笑

・【39行〜】『起臥寝食』を毎回書き忘れるんですよねー。こういうぱっと見でわかるキーワードはやっぱりしっかりインプットして、適宜使いこなせるようにしたいと思ってます。

・【66行〜】中止犯のあてはめでも同じことが言えそうかな?と。『任意でした』というキーワードは外したくなかったですね。

結構前にTwitterで見かけて、個人的にも納得するところなんですが、あてはめとは基本的に事実の要件該当性を示すことをいうのですから『要件となる抽象的事実=具体的事実』というゴールを目標にすべきです。そして多分『要件=規範=事実』という式を示すことがあてはめの作業の実質なんだと思ってます。

具体的には①要件から規範導出②具体的事実の評価③評価された具体的事実が規範にあたることを指摘④事実が要件にあたることを指摘、という4つの手順を踏むことがあてはめなんじゃねーの?と。一文で示せば、

『「(要件)」とは(規範)をいうところ、(具体的事実)は(評価)という点で(規範)にあたると言えるから(要件)にあたる』

ということなんだと思います。んで、ここの過程で出てくるはずの『起臥寝食』も『任意でした』も判例に表現のストックは溜まっているわけですから、ここを書くだけで「判例を意識してる」という評価がついてきそうな実感が添削指導の中でついてきたので、こういうのはしっかり暗記したいなー、書けるようになりたいなーと思ってます。

たくさん書いた割にはめちゃくちゃ当たり前のことを書いてる気がしますが。笑

この辺はこれからの課題ですね。

・共同正犯(というか広義の共犯?)の責任連帯は書きながら考えてました。共犯の従属性っていうんでしたっけ?こういう論点名も本当は覚えた方がいいですよね、論文にはわざわざ書かないけど調べる時にえれー苦労します。

ここは確か正当防衛で勉強した「違法は連帯、責任は個別に」というフレーズを思い出してはいました。中止犯の減免根拠は責任減少だっけ?とうろ覚えだったんですが、妥当な結論(中止行為をしてない人まで減免するのは変だよね、って結論)を出すためには責任を減らすってことなんだろうと思って書きました。軽く調べたところ、通説的見解に近い結論は出せたっぽいですね。

 

大体こんなところでしょうか。

今回も長文駄文、失礼いたしました。

感想は以上です。

 

【復習のまとめ】

ここでは復習内容をまとめます。が、この問題はまだ復習してないので、後日更新します。

【今回の問題に関連する予備校講座】

私が総合講義300を受講していたアガルートでは司法試験 | 予備試験 論文過去問解析講座 がリリースされてます。

この講座ではプロ講師による答案例も入手できますし、この記事を読んで同書による演習に興味が出た方は受講を検討してみるといいとおもいます。

【予備試験の参考になるサイト】

最近、こちらのブログを良く参照しています。

(リンクの許可いただきありがとうございます!)

予備試験過去問の優先順位ランクの記事があり、こちらを参考にしつつ過去問にあたるつもりです。

aporo104.hatenablog.jp

 

【参考文献】

この記事を含めて刑法の論文を作成するにあたっては、以下の記事にある書籍を参考にしています。

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

 

 

【関連問題】

 

【予備試験答案リスト】

当ブログで作成した、予備試験過去問の答案リストです。

 

kyoulaw.hatenablog.com

 

【このブログの読み方(初めての方用)】

初めての方はこちらをご一読ください。答案を読んでいただく際の注意点などを詳しめに述べてます。ざっくり言うと一受験生が書く答案なので、不正確だし齟齬もあり得ます等々を書いてます。